親楽したい中学受験

サピックスに通う小4女子と小2男児の備忘録、日々新鮮です。

1冊だけ持って行けるなら

 地理が楽しいです。
 自分は受験のために地理を真面目に勉強した事はなく(記憶になく)、今回のズリプの学習に伴って初めて取り組んでいます。


 どのような学習でも基礎理論があり、それに則ったストーリーが展開しますが、地理では海流、気流と日本の地形から各地域の季節毎気候が見えるという事を恥ずかしながら初めて認識しました。 


 今まで行ったことのある地域の光景を思い返したり、テレビの天気図をみながら、なるほどと一人で感心しています。


 「無人島に本を1冊だけ持って行けるなら何を選ぶか」という命題に地図帳を挙げる人が多いという話は今更ながら納得です。


 

エビングハウス

 エビングハウス忘却曲線というものがあるそうです。これによると授業を受けた当日、翌日、1週間後、1か月後に復習すると知識の定着が良いらしい。


 4年生サピのカリキュラムは翌週の授業に前回の復習、それとマンスリー確認テストがあります。大雑把に考えれば、当日と翌日の復習、およびマンスリーテストに合わせた復習はこの曲線にかみ合うのかな。いやマンスリー直前の単元は4週間後に復習が必要か。まあ完璧なスケジューリングを試みても破綻するので、この辺は大雑把な方が継続性がありそう。


 理解より記憶の比率が高い科目や領域は、1週間後と1か月後に見直すことが出来るアルゴリズムを作れるとかっこいいですね。


  

らせん式カリキュラム

 サピのカリキュラムはらせん式に組まれており、以前学習した単元が少しバージョンアップして繰り返して学ぶことで知識定着を目指しているそうです。


 小学4年生算数をざらっと見ると、角と角度(2期)、場合の数(3期)、約数倍数(2期)、分数(2期)、平面図形(3期)、立体図形(2期)、規則性(3期)などがあります。


 特殊算(つるかめ算、消去算、方陣算、平均算)などは単元としては1度だけなのですね、ちょっと意外。


 何度も出てくる単元は初期の内に突っ込んで理解を試みるべきなのでしょうか。
 難しい内容だから何度も繰り返しているのでしょうね、各回毎の理解で精一杯なのだろうな。


 逆に1度しか出てこない単元は確実に定着させ、忘れないようにしないといけないですね。